圧縮比とストロークとは

圧縮比とは、車のカタログなどにも記載されているものですが、ピストンが吸い込んだ混合気にどれくらい圧力をかけて縮めさせることができるかの比率のことです。ピストンが上下運動する幅のことをストローク量といって、これがこの比にかかわります。エンジンは、混合気に圧力をかけて縮めるほど、1回の爆発で爆発する混合気の量も増えます。つまり馬力が出るのです。しかし、一方で、縮める力が大きければ大きいほどエンジンへの負担も大きくなってしまいます。そのエンジンや、自動車に適したものを選択する必要があるのです。
自動車は、走行距離が増えることでエンジンのパワーが下がっていくことがありますが、その原因に大きく関わっているのが、この混合気にかかる圧力なのです。エンジン内のピストンが上下することで、徐々にシリンダが広がっていったり、傷が付いてしまう、或はピストン自体が小さくなってしまう事などで徐々にエンジン内の圧力が下がってきてしまうのです。
本来はエンジンオイルが隙間に入り込むことでガス抜けが防がれていますが、走行距離が増え、隙間が広がると、エンジンオイルでは防ぎきれなくなってしまいます。これらを防ぐためには、定期的なエンジンオイルやオイルフィルターの交換、暖機前の急発進などをやめたり、急加速や急減速はできるだけしないなどが挙げられます。

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